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第1弾ビジュアル

父親参観がキライだった。
そんな自分が、いま、父親参観日に教室の後ろで立っている。
あの頃、一度も振り向かなかった俺を親父はどんな思いで見ていたんだろう

第2弾ビジュアル

はい、出席を取るぞ。

じゅん…、くに・にしざわ…、たつお…、あつし…、とも…、まえだ…、やまねかずま…、おおたけこういち…

なんや、誰もいてないのか!!

あ、オレがいてないのか…

いま、富良野にいます。【エレベーターガール 〜ご希望の階には止まれません〜 】という舞台の脚本・演出・そして出演という、ラーメン屋で言うと『醤油・味噌・とんこつやってます!』みたいな、やってはいけない(と自分では思ってる)事をやってます。

出来れば【父親参観日】の前に見ていただきたい作品ですが、交通費の事を考えたらものすごい高い舞台になるので、会社のお金を軽く横領とかしてる人や、親の遺産が入った人など、お金に余裕のある方は、是非、初夏の富良野を観光メインで来てみてはいかがですか?来られた際は、是非、ご馳走してください。

 

今回のチラシは、もしも父親参観日の授業が『自習』だったらと、ふと考えました。

後ろに並んでるお父さんたちは、どうするのだろう?

見守ってるんでしょうか?

誰かのお父さんが動き出すでしょうか?動き出すとしたら、ちょっと鬱陶しいお父さんですね。

昔、中学生だった時に、不思議な『自習』がありました。その授業(教科)の先生が休んでて自習なら分かるんですけど、居たんです。教壇の横でイスに座って本を読んでたんです。で、「分からんとこあっても聞きに来るなよ。自習やねんから、自分で切り抜けろ。」と哲学的なことを言ってたのを覚えてます。

先生が居てるのに自習って…

そんな事を考えながら、23日には東京に戻り、怒涛の稽古です。

もちろん、まだ脚本はありません!!

あるのは、ちょっとした設計図だけ。

ご期待下さい!

 

                                                                        ― 脚本・演出 福島カツシゲ ―

福島カツシゲ
2011年、第4回WOWOWシナリオ大賞を「エンドロール〜伝説の父〜」で受賞。お笑いユニット「COLORS」のリーダーで、現在は俳優のみならずコメディ作品を中心に、脚本、演出も手掛けている。
​舞台「イシノマキにいた時間」では、東日本大震災における自身のボランティア活動を元に脚本、演出、出演をし、全国25都市で約2万人を動員、現在もロングラン公演が続いている。
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